『ChatGPTプロンプト選手権』Monday 杯 あるかも。

 7月上旬、『19歳の再起動』と題して、AIライフとクリエーションをテーマに、19周年記念ライブを2回にわたって開催しました。

 このシリーズでは、私がChatGPTと900日以上、毎日対話してきた中で培ってきた使い方──特にライフやビジネス、そして創造活動における活用例について、実例を交えてシェアしました。


 その後、クライアントの方から「そもそもプロンプトが違いますよね」というご指摘をいただきまして…いや、まさにその通りです。

 ただ、ここで難しいのは、「その違い」を方法論として体系化することができるのか?という点なんですよね。

 例えば、「アファメーションを生成する」とか「1日の振り返りをジャーナリング形式で出してもらう」といった用途であれば、ある程度汎用的なプロンプトとして紹介できます。

 けれどそれ以外、もっと本質的な部分、つまり“プロンプトに何を込めるのか”は、その時その場の感覚や思いつき、つまり私とAIの“対話の質”に依存するんです。


 では、こうした“プロンプトの質の違い”を、どうすれば他の人にも伝えられるのか?

 そう考えていたときに、ふと「プロンプト選手権」というアイデアが浮かびました。同じテーマをお題として出し、複数の人がそれぞれChatGPTにプロンプトを入力していく。

 すると、その問いの立て方、対話の掘り下げ方、出力のニュアンス…どこから“違い”が生まれてくるのかが一目瞭然になる。これは、面白いだけでなく、かなり深い学びにもなるのでは?と。


 そんなわけで、次のAIシリーズでは「プロンプトの違いを可視化する」実験的な企画、やってみようと思っています。名前?もちろん『プロンプト選手権』ですよね。(大会化、あるかも)