感想のアウトプットに時間をかける。


 9/7から始まるSpinoff3は、「アウトプットする場」をより意識することで、1日がどう変化していくか? 体験できる場にしたいと思っています。

 14年の習慣になっている毎日のアウトプット。私の場合は、自分のことよりも、何かを通して感じた、感想文や論文のようなアウトプットだったり、自らが接した物事について感じた気持ちなどをまとめたものになっていると思います。

 昨日は、ピアノリサイタルへ行きまして、親しみのあるクラシックというよりも超難曲で、ピアノ素人としては、完全についていかれない領域の演奏でした。クライアントさん4人もご一緒したのですが、すごすぎて皆さん感想を言葉にできないほど。もはや "I'm speechless! " と言う感想でもいいかな~と、それが一番ベストな感想だと思い込むようにして、楽をすることも可能な感じです。(笑)

 そんな風に「凄かった~」と感想を言いあった夜でしたが、ひとこと感想と実際の匠な演奏との不釣り合いを埋めるかのように、アウトプットをし始めたら、4時間かかってようやく、心の中のスケールの天秤が平行になりました。これくらい書かないと!

 私の記事を読んだピアニストより「4時間?? うん、バルトークはそれくらい悩まされます 笑」と返事が返ってきました。やっぱりちゃんとアウトプットしてよかったです。(笑)

 「楽しかった~!」「凄かった~」から、「どうして楽しかったのか? 凄かったのか?」と自分に問いかける作業がアウトプットです。感想を書きながら、いろいろと疑問も湧いてきて、検索できるところは調べて、知識が増える。興味のないことも調べると、意外と面白くなってくる。そして翌日は、完全に前日よりも目が肥えています。そんな積み重ねで、感性は磨かれていくでしょう。アウトプットの積み重ねの効果はすごいです。