毎日読まれるブログは、どう書いていますか?

 毎日ブログを書くことができても、毎日読まれるブログであるかどうか? と言うのは別です。そのあたり、相談を受けることがよくあります。「何を考えて、どうやって書いているのですか?」と。

 なので、逆に質問をします。「どんなブログを読んでいますか?」と。すると大抵「共感できることがあること」とお答えになります。

 質問をされる人は、自分の書きたいことは書くことはできるのですが、ネタが尽きてしまうと、書きにくくなって一時的にやめる、そして心機一転があると、はじめるを繰り返しているような方が多いです。

 最近、ニュースの記事として読んでいたつもりが、知らぬ間に知らないライターの意見を読んでいることがあります。あれ?別にそれ読みたかったわけじゃないのに?!。文章を書くのは上手な方々ばかりですが…。でもそういう「ご意見」を読みたいわけでもありません。世間共通の話題からの自分の意見を書く。私のブログはそういうのでもありません。となると、気づけばどこにもないジャンルを作り始めているのかもしれません。


 でもブログの歴史初頭から始めた私にとっては、基本、情報発信であることは変わりありません。とくに、このライフコーチングのブログのほうは、世界でここしか読めないネタだと自負しています。すべて自分の体験からの発見だからです。

 でも、自分の体験談を時系列で書いていくだけでは、記事としては未完成です。先ほどのセッションでそんな話にもなりました。その方の書き方は、その日に起きたことをそのまま書いている。書きながら自分で結論がみえてくるような、自分のために書いているというブログです。

 以前の私は、探求中のことが多いので、常に現在進行形でした。しかし、最近は結論づいていることを説明するために、過去のエピソードを用いる形です。

 そしてシンプルになった今、私が記事を書く際に3つポイントだなと思うことは、①コンセプトは1つだけ。②それを説得するためにエピソードを入れる。③最後に結論付ける。これを意識するだけで、書きやすくなりましたし、シンプルに伝わりやすくなったのかなと思っています。とはいっても、ほかにもいろいろ要素が絡み合っているんだなと思います。10年以上の試行錯誤を20分では説明不可能です。(笑)