やりたい仕事の資格も取得し、いろいろと他にも勉強をして、結局自分はどう名乗っていいのか? 今になって悩みはじめた方がいらっしゃいました。
私もそういう悩みを抱えていたことがありました。だから3秒で悩みを吹き飛ばしました。どう考えていけばいいでしょうか?
私の場合は、店長に必要なスキルとしてコーチングを学んだので、いざ独立するときに、とりあえず「コーチ」と名乗りました。
どちらかというと、ビジネスコーチング寄りな感じだったので、ビジネスコーチかなと思ったり、アパレル店長の経験から、コンサルタント&コーチかなと思ったり、そんな感じで自分のビジネスがスタートしました。
よく言われるのが、「・・・・コーチ」みたいに肩書を付けると、ターゲットにわかりやすくなるという考えがあります。
しかし私はその考えに違和感がありました。ビジネスも生き方も、すべて同じところでつながっていると思うし、普通の人にコーチングを届けたいという思いの方が強かったのです。
しかし、アパレルで結果を出したこと、独立してすぐに起動に乗ったことで、周りからはビジネスコーチングを依頼されがちで、自分としてはそうじゃない…というのがずっと付きまとっていました。
なので、ただの「コーチです」としていたのです。そのうち、「コーチ」というのも違和感になってきて、「聴く仕事しています」と言うようになりました。聴く仕事と言えば、カウンセラー、セラピスト、スピリチュアルカウンセラー、みんな一緒です。私の傾聴も一部は同じカテゴリーの中にいるような気もしていました。
2013年から英会話スクールに通い始めました。最初の自己紹介で職業を言わなくてはいけないので、なんとなく「ライフコーチです」と言ってみたところ、「僕にもコーチが必要だ!」とほとんどの先生が言ってくれて、欧米ではライフコーチは知られた職業であることが実感できました。自分が呼び名にこだわっていたけれど、そこではなく、みんながわかるタイトルでいいのではないか? と思い、「ライフコーチです」と言うようになったのです。
しかし、プレッシャーもありました。ライフコーチとなると、もっと生活を良くしたり、より良い習慣を身に着けることをサポートしたり、思考を変えたり、メンタルを強くしたり…そんなスキルも必要になってくるでしょう。そこから、欧米のライフコーチの書籍を読むようになったり、メンタルケア講座に通ったりして、もっと心の傾聴ができるように修行していきました。
そして、2018年にONE DAY ONE UNITができて、「1日1日を大切に生きること」という、自分が子供のころから大切にしてきたことを自分のコンテンツとして、手帳とともに発信できるようになったのです。
また今は、ライフコーチだけでなく、イラストを描いたり、プロダクツを作ったり、クリエイティブなことも増えてきました。それが直接仕事になっているわけではありませんが、私のコンテンツに付加価値を付けるものになっています。だから、ライフコーチだけやっているわけではないので、みうらじゅんさんをオマージュして、「ライフコーチなど」と名乗ることが、自分の可能性をこれからも広げていかれるのではないかと思っています。
つまり自分がどうしたいというよりも、「相手がそう言ったらわかるから」で、ライフコーチと言っています。みうらじゅんさんもそうです。「イラストレーター」と言えばわかってもらえるから、そう名乗っているとどこかの本に書いてありました。
ハイパーメディアクリエイターと名乗られている方もいらっしゃいますが、もし別名を付けるなら、それくらいぶっ飛んで、一瞬で覚えてもらえるものならば、また面白いですね。
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