視点が変わり続ける1時間50分@1D1U 懇親会

 年末年始に開催された1D1U(ONE DAY ONE UNIT)Spin-off Campが終了しました。昨夜は参加者たちと懇親会を行い、とても有意義な時間となりました。

 去年の同時期は、まだマスクを着用しなければならない状況でしたが、今年は2019年以来となるマスク無しでの新年。オフラインイベントの増加とともに、私たちの日常が徐々に元の状態に戻りつつあることを示しています。それに伴い、オンラインライブセッションやZoom企画が、極端に激減するという変化を感じました。そこに良い悪いもジャッジする必要もありません。そういう事実なのだなという気づきです。

 久しぶりに1D1U Campに戻ってきた方々は、キャンプの内容が大きく変わっていることを感じ取っていました。特に、ChatGPTを用いたフィードバックの導入が新鮮だったようです。

 最近、私はChatGPTからのフィードバックを積極的に取り入れる実験をしています。11月には「1D1U × ChatGPT」というカスタマイズされたGPTを開発しました。私の傾聴本をChatGPTに学習させてもいます。これにより、参加者の皆さんに対してより深い理解と、見過ごされがちな真実を指摘するフィードバックを提供することができるようになりました。

 今後、この新しい方法と私の直接的なフィードバックを組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションが実現できると確信しています。ChatGPTがフィードバックをしていいないことをフィードバックするので、私自身のフィードバック能力も向上することでしょう。

 継続的に1D1U Campに参加している方々との対話からは、このコミュニティが非判断的な環境を維持していることが、参加者にとって非常に価値ある体験であることが明らかになりました。このような環境が、日常生活では得られない特別な空間を提供しています。そんな1D1Uコミュニティでの特別な交流が、人々の日常にも影響を与え、周囲にも同様の積極的な雰囲気を広めることにつながっていくと信じています。

 またあるユニタスのメンバーは、私とChatGPTの協力を得て、ある団体のTシャツデザインを作成しました。60分のセッションで6つのデザインが完成。セッション時間外ではありましたが、その団体のメンバーがデザインを選びやすいよう、私はTシャツにデザインを施した6枚の画像を作成しました。この取り組みが、その団体のメンバーのモチベーションを高めたと聞き、非常に嬉しく思いました。

 私の仕事は、クライアントの人生をより良い方向に導くことに留まらず、その影響がクライアントの周囲の人々にも及ぶよう心がけています。したがって、セッションでは、クライアント個人の改善だけでなく、その変化が周囲にどのような影響を与えるかを考慮しています。これにより、可能性が大きく広がります。


 また、別のユニタスのメンバーによると、過去33回のキャンプを通じて得られた学びは、日常生活の問題に直面した際に「あの時学んだことを使おう」という形で、実践されているそうです。参加者が学んだことを実生活で活用していると聞き、ここまで継続してきた意義を感じることができました。


 参加者たちが自らの感想を言語化し、他者の意図を理解する能力を高めていることも明らかです。この結果、昨日の懇親会は視点が変わり続ける映画のような1時間50分となりました。後で2倍速で振り返っても、その濃密さと意義深さに再び感動しました。

 これは、私やChatGPTが教えるのではなく、各自が感じたことを共有し、対話を深めながら、学んでいくプロセスとなっています。オンラインだからこその集中した対話が、これほど有意義になるのかもしれません。

 オンラインとオフライン、ChatGPTと人間の相互作用を通じて、2024年は人々の選択肢が増え、それに伴い変化も多様化していくでしょう。


 常に新しく生まれ変わるONE DAY ONE UNIT Community 、34回目のCampは、1/22からです。 ご搭乗お待ちしております。