クラアイアントさんが、知り合いから、「何かが違うというのを、よく観察すること。自分の感覚を大事にすること」と助言を受けたようでした。しかし、その言葉が、まだ浸透していなかったようなので、私のセッションで考えてみたいとのことでした。
遠方のクライアントさんなのですが、先月のコミコレにもおいで下さり、そのほかにも幾つか予定をこなされて、5泊くらい東京にいらっしゃいました。地元に帰ったら、いろいろと知り合いのお手伝いがあったそうですが、なぜか、気持ちよく手伝えない自分がいて、「今は、ちょっとひきこもっています」と、笑いながらおっしゃいました。
クライアントさんは、メインの仕事もあり、コーチの仕事もしていらっしゃる方です。
私のセッションを受ける前は、他のコーチのセッションを受けていらしたそうなのですが、前のコーチに、わかってもらえないと感じてしまったことがあったそうなので、自分はそういうセッションにはなりたくないと思ったことがあったそうです。
そのことを、知り合いに話した時に、「何かが違うというのを、よく観察するように」と助言を受けたようでした。確かにそういうことは必要かもと思ったそうなので、私のセッションで話してみることになりました。
クライアントさんは、以前は、教えてもらおうという視点で物事を見ることが多かったようなのです。今は、何が違うんだろう? という視点で、私のセッションの録音を何度も聴いて、質問をピックアップしたり、しているようでした。
例えば、「話しやすいな~」とか、「自分はよく笑っているな」とか、そんな風に感じた自分の感覚を、「なぜそうだったのか?」と、言語に落とし込んでいくということです。
話していくうちに、「観察すること」が、ちょっと、わかったような、わからないような、掴みかけたところで、なぜか違う話へと進んでいきました。
「どこか焦っているんですよね~」とクライアントさんが、おっしゃいました。
例えば、友人や知り合いに、何かを提案したときに、「辞めときます」と言われると、「残念だな」→「でも、この人はこうだから仕方ないのかな」→「いや、私が、あまり薦めないほうがよかったかな」と、自己嫌悪に一回入り、しかし、よくよく考えてみると、「相手は、辞めるという選択をしただけ」と、あとで真意に気づくことがある、というのをよく繰り返すとおっしゃっていました。
また、私が先日ブログに書いた記事についての話になりました。
「朝、言っていることと、夕方言っていることが違う人に対して、私も、何で? って思ってしまいますね。あの記事を読んで、同じだな~って思ったんですよ。昼に何かがあったって、考えることができずに…」とクライアントさんは、おっしゃいました。
いつものパターンとしては、「相手がそう思っているんだから、そうさせてあげるか」→「でも、私が、そう提案したのがいけなかったのかな…?」→「いや、でも、なんでそんなこと言ってくるの?!」というような思考回路になり、いつも同じところでイライラして、やがて守りに入り、今度は、人に会うのも億劫になるというのを、繰り返しているそうです。
セッションの中で、いくつか例が出てきましたが、結局、同じことを話しているな~と、クライアントさんも私も気づきました。
相手を受け容れようとしても、やがて自己嫌悪になり、そのあと、怒りになるというパターンを何度も繰り返しているということです。
ここまで話してみて気づいたのは、振り返る時間を持たないから、同じ考え方のサイクルを繰り返すのではないかと、セッションの始めに出てきた、「何かが違うというのを、よく観察するように」と、つながりがある感じになりました。
「わかりました。日々、検証するということですね(笑)」と、やれやれ、というような雰囲気で、クライアントさんがおっしゃいました。
このセッションを通して、私もなるほど、と思いました。
例えば、相手への言い方を、今までの自分と変えてみることで、「あれ? 前と違う反応になったぞ」を体験できるからです。変化というものは、そんなちょっとした、紙一重のようなところがあるのです。
先ほど、知人とこんな話をしていました。知人が、「エステへ行くとき、いつも隣の人が、よく話す人に当たるんです。ほんと、私の場合っていつもそうなんですよ~」と言っていました。隣のベッドは、カーテンで仕切られているタイプなので、仕方がないようですが、知人は、静かに施術を受けたいのだそうです。でも、向こうもお客様だから、仕方がないなぁと思っていると言っていました。
私は、「相手を理解してあげる対応、大人ですね~。まあ、『少しお話のボリューム下げて頂けると…』と、エステティシャンを通して、伝えることもありですね。こちらもお客様だから」と言いました。もし、私だったら、そう言うだろうと思います。知人は、「そっちの方が大人ですね~(笑)」と私に言いました。
いつもは、YESと言わないけれど、今回は、YESと言ってみる私になるとか…。そんなちょっとしたことで、人生はどう変わるか? 日々検証してみるのも面白いですね。
検証する習慣を持つことで、変化やブレイクスルーは、起きやすくなるのかもしれませんね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
明日は、少し変化を加えてみませんか?
遠方のクライアントさんなのですが、先月のコミコレにもおいで下さり、そのほかにも幾つか予定をこなされて、5泊くらい東京にいらっしゃいました。地元に帰ったら、いろいろと知り合いのお手伝いがあったそうですが、なぜか、気持ちよく手伝えない自分がいて、「今は、ちょっとひきこもっています」と、笑いながらおっしゃいました。
クライアントさんは、メインの仕事もあり、コーチの仕事もしていらっしゃる方です。
私のセッションを受ける前は、他のコーチのセッションを受けていらしたそうなのですが、前のコーチに、わかってもらえないと感じてしまったことがあったそうなので、自分はそういうセッションにはなりたくないと思ったことがあったそうです。
そのことを、知り合いに話した時に、「何かが違うというのを、よく観察するように」と助言を受けたようでした。確かにそういうことは必要かもと思ったそうなので、私のセッションで話してみることになりました。
クライアントさんは、以前は、教えてもらおうという視点で物事を見ることが多かったようなのです。今は、何が違うんだろう? という視点で、私のセッションの録音を何度も聴いて、質問をピックアップしたり、しているようでした。
例えば、「話しやすいな~」とか、「自分はよく笑っているな」とか、そんな風に感じた自分の感覚を、「なぜそうだったのか?」と、言語に落とし込んでいくということです。
話していくうちに、「観察すること」が、ちょっと、わかったような、わからないような、掴みかけたところで、なぜか違う話へと進んでいきました。
「どこか焦っているんですよね~」とクライアントさんが、おっしゃいました。
例えば、友人や知り合いに、何かを提案したときに、「辞めときます」と言われると、「残念だな」→「でも、この人はこうだから仕方ないのかな」→「いや、私が、あまり薦めないほうがよかったかな」と、自己嫌悪に一回入り、しかし、よくよく考えてみると、「相手は、辞めるという選択をしただけ」と、あとで真意に気づくことがある、というのをよく繰り返すとおっしゃっていました。
また、私が先日ブログに書いた記事についての話になりました。
「朝、言っていることと、夕方言っていることが違う人に対して、私も、何で? って思ってしまいますね。あの記事を読んで、同じだな~って思ったんですよ。昼に何かがあったって、考えることができずに…」とクライアントさんは、おっしゃいました。
いつものパターンとしては、「相手がそう思っているんだから、そうさせてあげるか」→「でも、私が、そう提案したのがいけなかったのかな…?」→「いや、でも、なんでそんなこと言ってくるの?!」というような思考回路になり、いつも同じところでイライラして、やがて守りに入り、今度は、人に会うのも億劫になるというのを、繰り返しているそうです。
セッションの中で、いくつか例が出てきましたが、結局、同じことを話しているな~と、クライアントさんも私も気づきました。
相手を受け容れようとしても、やがて自己嫌悪になり、そのあと、怒りになるというパターンを何度も繰り返しているということです。
ここまで話してみて気づいたのは、振り返る時間を持たないから、同じ考え方のサイクルを繰り返すのではないかと、セッションの始めに出てきた、「何かが違うというのを、よく観察するように」と、つながりがある感じになりました。
「わかりました。日々、検証するということですね(笑)」と、やれやれ、というような雰囲気で、クライアントさんがおっしゃいました。
このセッションを通して、私もなるほど、と思いました。
例えば、相手への言い方を、今までの自分と変えてみることで、「あれ? 前と違う反応になったぞ」を体験できるからです。変化というものは、そんなちょっとした、紙一重のようなところがあるのです。
先ほど、知人とこんな話をしていました。知人が、「エステへ行くとき、いつも隣の人が、よく話す人に当たるんです。ほんと、私の場合っていつもそうなんですよ~」と言っていました。隣のベッドは、カーテンで仕切られているタイプなので、仕方がないようですが、知人は、静かに施術を受けたいのだそうです。でも、向こうもお客様だから、仕方がないなぁと思っていると言っていました。
私は、「相手を理解してあげる対応、大人ですね~。まあ、『少しお話のボリューム下げて頂けると…』と、エステティシャンを通して、伝えることもありですね。こちらもお客様だから」と言いました。もし、私だったら、そう言うだろうと思います。知人は、「そっちの方が大人ですね~(笑)」と私に言いました。
いつもは、YESと言わないけれど、今回は、YESと言ってみる私になるとか…。そんなちょっとしたことで、人生はどう変わるか? 日々検証してみるのも面白いですね。
検証する習慣を持つことで、変化やブレイクスルーは、起きやすくなるのかもしれませんね。
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
明日は、少し変化を加えてみませんか?
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