自分が苦しくなって読めない本がある…。と言って友達が貸してくれたのがリズ・ブルボーの「自分を愛して」「からだの声を聞きなさい」「LOVE LOVE…」…etc。
ひとみさんは読んだことありますか?
と、クライアントさんのメールに書いてあり、読んだことがなかったので早速『からだの声を聞きなさい』を読みました。
この本は、スピリチュアルと言われるジャンルです。私はスピリチュアル系というのは、つい1年前までは、多くは読まなかったのです。なぜかと言うと、スピリチュアル系は、自然で当たり前のアプローチですし、「すべて必然」という考え方はすでに持っていたので。でもそれだけでは浅かったのだと、今は思っています。
「すべて必然」と思っていても、実際に問題が起きた時に、クリアできないことが何回かありました。同じ失敗を繰り返し起こしていたのです。
20代の頃は、失敗が起きても、ポジティブパワーで、「くよくよしないで進む!」を繰り返していたので、あまり気にしていませんでした。しかし、独立してからは、メンターがいたので、失敗があった時に、その理由がわからなくて、メンターに聞いていました。理由を探そうとしているところは、少し成長していたのですね。メンターが言うアドバイスは、なんとなくわかるのだけど、しっかりと分からないことがたくさんありました。メンターの解の公式をずっとメールのやり取りから見つけようとするのですが、全然です。メンターも感覚派なので、そのあたりの説明は省かれているわけで。
結局、私はクリアできないものですから、自然と失敗を繰り返していきました。(涙)
ついに、人生最大級の失敗をしたころ、ようやくみえてきたことがありました。
私がクリアできなかった理由がついにわかったのです。
それは、自分のエゴがいつも「私が正しいのに」と言い張っていたことにようやく気付きました。しかも、いつも全力で何でもするタイプなので、「私が正しい」の思い込みは絶対的なものになっていました。自分が正しいから、相手のことが、半分くらいしか見えていなかったのです。相手の見えたまましか見えておらず、なぜそう思ったのか?という思いまでは想像力を働かせるところまで考えたこともありませんでした。「自分が相手の立場だったらこう考えるのに、何で相手はそう考えるの? 」どまりでした。
20代の頃は、「自分が正しい」と言っても、周りの人が大人だったのでしょう。私の意見を尊重してくれていたのだと思います。しかし、30歳を過ぎたあたりから、「あなたの方が間違っている」という指摘を暗にほのめかす出来事が増えてきたのです。自分がまいた種が、かえってきたかのごとく。その後、自分の傲慢さをやっつけるのに、とても苦しみました。
今まで「自分が悪い」と考えすぎることは、ネガティブになるからと避けていたので、そこに向かい合わなくてはいけないことが辛かったのです。辛さを超えると、人に優しい自分が顔を出してきました。しかし、今度は「自分が悪い」といつも考えすぎる癖が止まらず、自分を責めてしまう方向へ行きすぎてしまったことも。(汗)でも、この1年でだいぶバランスが保てるようになってきました。今では、「自分が悪い」と考えるよりも「自分の未熟なところは? 」とした方が、言葉選び的にはいいかなぁと思っているので、セッションのときは、そのようにクライアントさんに投げかけています。
要するに、失敗の原因はいつも自分の中にありました。そんな考え方が「スピリチュアル系」です。「相手にイライラしたら、イライラしない自分になること」これしかできません。
相手を受け入れる、大きな心をどうすれば持てるのだろうか? 自分は何を改善したらいいのだろうか? 他に考え方はないだろうか? と考え始めると、自然と答えは出てくるのだと思います。
この本では、「繰り返しいつも同じ状況が生じるとしたら、相手に同じ反応をさせている自分の態度に問題があるのではないか、と考えてみるのです。相手の反応に対して自動的に怒るのではなく、ひと呼吸おいて、もしかして自分に責任があるのではないだろうか、と考えてみるのです」。「人間が抱くあらゆる感情は、全く同じ一つの原因から生じます。原因は他人にあるのではない、と言うことを知らなければなりません。これには例外はありません。自己責任の法則によって、あなたの感情の責任は100%あなたにあるのです」。と書かれています。
全部で300ページほどあり、ぎっしりと書かれています。私が5年くらいかけて知ったことが、この本に全部書かれていました。もう少し早く知っていたら、問題解決に2年くらいかかった自分の傲慢さ対決からも、早く抜け出たかもしれません。(笑)
「相手をとおして自分を見る」そのときの、自分の見方がわかることでしょう。
また、本の前半の方には、願いを叶えるような潜在意識の話も書いてあるので、内容は多岐にわたります。各章ごとにエクササイズもついているので、日常生活に落とし込みやすいと思いました。私は、ほとんどのエクササイズはすでに、自然とやったことのあるものでしたが、恐れについての章に書かれていたエクササイズは、やった方がいいかなぁと思っています。
1年くらいかけてじっくりと取り組む本かと思います。スピリチュアル系の本は、そういうものが多いですね。私は、せっかちから抜けだせた頃、ようやく読んでみようと思えたくらいでしたから。ゆっくりするのが苦手な方ほど、取り組んで頂きたいと思います。(←過去の私に言っています。笑)
ひとみさんは読んだことありますか?
と、クライアントさんのメールに書いてあり、読んだことがなかったので早速『からだの声を聞きなさい』を読みました。
この本は、スピリチュアルと言われるジャンルです。私はスピリチュアル系というのは、つい1年前までは、多くは読まなかったのです。なぜかと言うと、スピリチュアル系は、自然で当たり前のアプローチですし、「すべて必然」という考え方はすでに持っていたので。でもそれだけでは浅かったのだと、今は思っています。
「すべて必然」と思っていても、実際に問題が起きた時に、クリアできないことが何回かありました。同じ失敗を繰り返し起こしていたのです。
20代の頃は、失敗が起きても、ポジティブパワーで、「くよくよしないで進む!」を繰り返していたので、あまり気にしていませんでした。しかし、独立してからは、メンターがいたので、失敗があった時に、その理由がわからなくて、メンターに聞いていました。理由を探そうとしているところは、少し成長していたのですね。メンターが言うアドバイスは、なんとなくわかるのだけど、しっかりと分からないことがたくさんありました。メンターの解の公式をずっとメールのやり取りから見つけようとするのですが、全然です。メンターも感覚派なので、そのあたりの説明は省かれているわけで。
結局、私はクリアできないものですから、自然と失敗を繰り返していきました。(涙)
ついに、人生最大級の失敗をしたころ、ようやくみえてきたことがありました。
私がクリアできなかった理由がついにわかったのです。
それは、自分のエゴがいつも「私が正しいのに」と言い張っていたことにようやく気付きました。しかも、いつも全力で何でもするタイプなので、「私が正しい」の思い込みは絶対的なものになっていました。自分が正しいから、相手のことが、半分くらいしか見えていなかったのです。相手の見えたまましか見えておらず、なぜそう思ったのか?という思いまでは想像力を働かせるところまで考えたこともありませんでした。「自分が相手の立場だったらこう考えるのに、何で相手はそう考えるの? 」どまりでした。
20代の頃は、「自分が正しい」と言っても、周りの人が大人だったのでしょう。私の意見を尊重してくれていたのだと思います。しかし、30歳を過ぎたあたりから、「あなたの方が間違っている」という指摘を暗にほのめかす出来事が増えてきたのです。自分がまいた種が、かえってきたかのごとく。その後、自分の傲慢さをやっつけるのに、とても苦しみました。
今まで「自分が悪い」と考えすぎることは、ネガティブになるからと避けていたので、そこに向かい合わなくてはいけないことが辛かったのです。辛さを超えると、人に優しい自分が顔を出してきました。しかし、今度は「自分が悪い」といつも考えすぎる癖が止まらず、自分を責めてしまう方向へ行きすぎてしまったことも。(汗)でも、この1年でだいぶバランスが保てるようになってきました。今では、「自分が悪い」と考えるよりも「自分の未熟なところは? 」とした方が、言葉選び的にはいいかなぁと思っているので、セッションのときは、そのようにクライアントさんに投げかけています。
要するに、失敗の原因はいつも自分の中にありました。そんな考え方が「スピリチュアル系」です。「相手にイライラしたら、イライラしない自分になること」これしかできません。
相手を受け入れる、大きな心をどうすれば持てるのだろうか? 自分は何を改善したらいいのだろうか? 他に考え方はないだろうか? と考え始めると、自然と答えは出てくるのだと思います。
この本では、「繰り返しいつも同じ状況が生じるとしたら、相手に同じ反応をさせている自分の態度に問題があるのではないか、と考えてみるのです。相手の反応に対して自動的に怒るのではなく、ひと呼吸おいて、もしかして自分に責任があるのではないだろうか、と考えてみるのです」。「人間が抱くあらゆる感情は、全く同じ一つの原因から生じます。原因は他人にあるのではない、と言うことを知らなければなりません。これには例外はありません。自己責任の法則によって、あなたの感情の責任は100%あなたにあるのです」。と書かれています。
全部で300ページほどあり、ぎっしりと書かれています。私が5年くらいかけて知ったことが、この本に全部書かれていました。もう少し早く知っていたら、問題解決に2年くらいかかった自分の傲慢さ対決からも、早く抜け出たかもしれません。(笑)
「相手をとおして自分を見る」そのときの、自分の見方がわかることでしょう。
また、本の前半の方には、願いを叶えるような潜在意識の話も書いてあるので、内容は多岐にわたります。各章ごとにエクササイズもついているので、日常生活に落とし込みやすいと思いました。私は、ほとんどのエクササイズはすでに、自然とやったことのあるものでしたが、恐れについての章に書かれていたエクササイズは、やった方がいいかなぁと思っています。
1年くらいかけてじっくりと取り組む本かと思います。スピリチュアル系の本は、そういうものが多いですね。私は、せっかちから抜けだせた頃、ようやく読んでみようと思えたくらいでしたから。ゆっくりするのが苦手な方ほど、取り組んで頂きたいと思います。(←過去の私に言っています。笑)
今日はこちらの質問はいかがでしょうか?
自分でまいた種、何かありますか?
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