自分で進められないものは、人に助けてもらおう。

 自分のビジネスのHPを作りたいということで、対面セッションがありました。1年以上進まず、「とうとう自分一人ではできないことに気づいた」とおっしゃっていました。その1歩を進ませないと、未来の扉が開かないようです。

 HPの一体何ができないのか? 「プロフィールの写真で止まっている」ようです。イラストが描ける方なので、顔もイラストで描き、HP全体にそのイラストで統一感を出したらどうか?と提案しました。昨年、自分のコンテンツをkindleで自主出版されていましたので、それとの兼ね合いもよさそうです。ご本人はHP全体をイラストにする案は全く思っても見なかったようなので、「それならできそうです!」とイメージもすぐに広まったそうです。思いつきそうな案ですが、「自分が進まない!」に囚われすぎると、お客様の動線を想像するのを忘れてしまうのです。

 次に、コンテンツと肩書の話になりました。クライアントさんは、例えばAということを考えていたのですが、お客様からしてみれば、Aというのは、Bで検索して、Aというオプションもあるのか! と気づくようなAなので、それだったら最初から一番の検索キーワードになるBをHPのタイトルと説明に持っていったほうがいいよね、という話しになりました。

 ここもクライアントさんとしては、「Aって検索しないよね~」で、思考が停止していましたので、その先の「じゃあ、お客様は何て検索するの?」という質問が、ブレイクスルーとなりました。Bが決まると、ブログの内容も決まっていきました。コンテンツと肩書が無事に決まり、HPを作る意欲もわいてきたようでした。相談すると何年間の停滞が、60分以内に進みますね。


「これをやらないと死ねないので(笑)」とクライアントさん、おっしゃっていました。というのも、今開催している1D1U 8th Campで、「自分史を書く」という課題に皆さん取り組んでおり、クライアントさんは、未来の自分の人生の終わりのほうまで書きながら、涙がでてきちゃったそうです。それで気づいたそうです。面白い発見ですね。なんとしてでも作り上げたいと思います。(笑)