自分のマックスのポイントまで達してしまっているときのスタックを、どう乗り越えるか?

 今年の初めから転職活動をしているけれど、内定をいくつか貰いながらも、やっぱり違う…という感じで、モチベーションも下がっているクライアントさんがいらっしゃいました。
 最近、今いる会社で部署異動があったそうで、その新しい仕事に没頭し充実したご様子でもありました。ひと段落したとのことで、2か月ぶりのセッションとなったのです。


 『12 Years a Blogger』の「Launch-はじまり」について考えていると、長年セッションを受けているクライアントさんのスタックするポイントが、似たものになっていることに気づきました。

 会社で経験を積んだり、成果を上げてきて、もうこの会社はいいや…と思って、転職活動をしようとするのですが、やっぱり「なんかしっくりこない」ということで、転職活動を途中で保留にしがちの人たちがいます。心の声に従っているだけで、保留しているからというのは、悪い現象ではないと思います。35歳過ぎのクライアントさんに見られる現象でしょうか。

 私が思うのは、自分のなかのマックスのポイントまで達してしまっているのです。長年やってきたエキスパートな部門では、結構マックスになっている状況です。それで、どうするか?

 今回のクライアントさんも部署異動となり、いきなり最短ですごい成果が上がってしまったそうです。クライアントさんは、いつもと同じようなやり方をやっただけ。だからはっきりって楽勝のようでした。

 私は言いました。
 「自分のメソッドが出来上がっているのではないか。いろいろな場所で成果が出るようになっている。これから先に進むには、人のために知恵を発信するしかないのでは? 自分のメソッドを棚卸するときだ」と。

 私もアパレル店長として成果を上げたときに、お店のブログ以外に「アパレル店長カリスマになる」というタイトルで、マネジメント、セールスアップの秘訣について、棚卸のブログを作りました。既に起業している女性からのアドバイスではじめたのです。それから3か月後、店長セミナーを初開催することになり、同時にコーチングクライアントがついて、副業が始まっていったのです。想像以上の未来が広がっていきました。

 クライアントさんは、その提案に抵抗もなく言いました。「私、それくらいのことしかできないですからね」と。
「それしかできないでしょ。それでいんですよ。できることだけすれば」と私は答えました。

 今年の最初から始まった転職活動でしたが、じたばたのあと、クライアントさんも遂に「参りました」という感じになったのでしょうか。じたばたする必要もあったんだなと、振り返ります。そこからニュートラルな状態となって、「私これしかできないのか」という感じが、自分のど真ん中に立ったと言える状況だと思いました。クライアントさんは、「そっか、自分のメソッドをまとめるのは面白そうですね」とやけにすんなり心の声に呼応していたので、半泣き状態の日々はもう過去のものとなり、遂にバランスが整ったようでした。

 「自分が次のステージに上がるんだ」ということを、常に意識すべきだと私は思います。この視点がないと、そこにとどまることが苦しくなるんです。
 諸行無常です。とどまることなんてできないので、むしろ後退してしまうかと思います。常に自分は変化し続ける、ということを念頭に置いて、日々できることをしていくこと。1日という最小単位では、それくらいのことしかできないからです。


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